【大磯RC瀬戸会長(前列左)と小諸RC樽澤会長(前列右)から
表彰された小諸JFC(左)と
国府JSC】
【小諸RC会長から国府JSCへ
優勝トロフィー】
【円陣を組む小諸JFC】
【ハーフタイムで作戦会議する
小諸JFC】
【ハーフタイムで作戦会議をする
国府JSC】
【大磯の応援席】
【小諸市長と大磯町長を前に試合開始】
小諸市体育協会(柏木君雄会長)はこのほど、姉妹都市の神奈川県大磯町とのスポーツ交流会を小諸市天池グラウンドで開いた。
同町から関係者や少年サッカーチームなど約40人が訪れ、地元小諸のチームとの試合や交流会で絆を深めた。
両市町は島崎藤村ゆかりの地として、昭和48年に姉妹都市提携の盟約を結んでいる。
両体育協会は毎年交互に行き来して、少年野球やママさんバレーなど様々なスポーツ交流を行ってきた。
「新型コロナウイルス」の影響から3年ぶりの開催となった。
開会式で、大磯町体育協会の深井孝会長は「やっと小諸に戻ってくることができました。受け入れて下さった皆さまに感謝したい。選手の皆さんは大好きなサッカーができることを思いっきり楽しんで、いいプレーをいっぱい見せて」とあいさつ。
小泉俊博小諸市長は「サッカーを通じて子どもたちの交流、絆を深めて」。
中﨑久雄大磯町長は「大きくなっても忘れない良い試合をしてほしい。正々堂々と戦って」と激励した。
試合は、大磯町で活動する国府JSCの6年生メンバーと小諸JFC6年生で行った。
白熱した試合で、両チーム一歩も譲らない手に汗握る展開に会場は声援が飛び交った。
均衡を破って先制したのは国府JSC。小諸JFCもパスの連携で相手を崩して1点を返し前半を折り返した。
後半になると国府JSCの攻撃が躍動。
連続得点を挙げ、結果は4対1で国府JSCが勝利した。
会場からは両者の懸命なプレーを称えて拍手が送られ、大磯ロータリークラブの瀬戸亨一会長と小諸ロータリークラブの樽澤清子会長から、それぞれ優勝、準優勝のトロフィーが贈られた。
その後は小諸JFCの4、5年生も加わり、時間の許す限り練習試合や交流会も行った。
小諸市体育協会の柏木会長は「姉妹都市交流はスポーツのみならず、両行政間で災害協定を結ぶところまで発展している。また今回から両ロータリークラブの協力と表彰も加わった。山の町と海の町で互いの良いところを生かして、いざという時も助け合うことができる。今後も友好を深めていきたい」と話していた。