【外灯の配線診断と清掃】

 

 

 

 

 

【開会式で記念写真】

 

 

【ライト設備で漏電の確認】

 

 

 長野県電気工事業工業組合上田支部(東信電気工事業協同組合上田地区)はこのほど、8月の「電気使用安全月間」に合わせて、今回初めて上田城跡公園内の電気設備を対象にした「配線診断」をボランティアで行った。

 

 電気使用安全月間では、電気使用の安全に対する知識を普及する啓発活動や、安全診断などが毎年行われている。

組合では、一人暮らしのお年寄り宅で、安全診断などを行っていた。

しかし「コロナ禍」になり、各戸訪問が難しい現状から、広い公共施設での実施を模索。

一昨年と昨年は、感染拡大の時期と重なったことから実施できず、3年ぶりの活動になった。
 

 配線診断には、上田地区会員のうち、千曲川右岸工事店が15社、中部電力パワーグリット、中部電気保安協会、上田市が参加。

 

 開会式では協同組合の玉井権太郎理事が司会や点検方法などを説明。

 あいさつで両組合の高橋秀弘理事が「電気使用安全月間は本年で42年目。今年は上田市の象徴的な上田城跡公園をお借りして、電気使用の安全点検を行いたい。来訪者も多いので、安全第一でお願いします」とあいさつ。上田市の担当者からは「普段は目視程度の確認だけのため、何かあったら指摘してほしい」とした。
 

 配線診断は、公園内をエリア別に4班に分かれて点検。

灯りが昼間でも点灯したままの外灯では、自動点滅器の破損があった。

外灯の掃除も高所作業車を使いながら熱心に行い、多くのほこりを取り除いていた。

 数多くある外灯だけでなく、ライトアップの設備から、自動販売機まで、さまざまな電気設備を点検した。