【金賞受賞シリーズと大島社長】

 

 

【マンズワイン小諸ワイナリー】

 

 

 

 

 今年度の日本ワインコンクールで、マンズワイン小諸ワイナリー(小諸市諸)は6品の金賞と3部門で部門最高賞を受賞した。

 

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 このコンクールは、国産ぶどうを100パーセント使用した日本ワインの出来栄えを競う、全国規模の催し。

 主催は、代表的なワイン産地である4道県(北海道、山形県、山梨県、長野県)のワインを醸造している組合、日本ワイナリー協会、日本ソムリエ協会などでつくる実行委員会。
 日本ワインの品質や認知度の向上を図るとともに、それぞれの産地のイメージと日本ワインの個性や地位を高めることが目的。
 例年7月頃に審査が行われ、全12部門ごとに、金賞、銀賞、銅賞、奨励賞、部門最高賞、コストパフォーマンス賞が選出される。

 2003年から始まったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続き、今年は3年ぶりの開催。

 今回のエントリー数は合計706品で、このうち金賞は24品。

 長野県内の金賞受賞は12品。

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 欧州系品種赤部門最高賞の「ソラリス千曲川メルロー2018」、極甘口部門最高賞の「ソラリス信濃リースリング クリオ・エクストラクション2019」を含む6品が金賞を受賞。

 「ソラリス ル・シエル2021」は欧州系品種国内改良等ブレンド白部門で銀賞・部門最高賞となった。

 金賞受賞数は2011年に並ぶ過去最高。
 

 マンズワインは1962年設立。

小諸ワイナリーは1973年竣工で、来年50周年を迎える。

千曲川ワインバレー東地区でいち早くブドウ栽培に着手しており、地域のワイン文化をけん引してきた。
 

 現在、小諸市大里地区や上田市東山地区を中心とした、自社管理畑及び契約栽培畑で、メルローやカベルネ・ソーヴィニヨンなど欧州系品種を中心に栽培している。

ブドウの樹が成熟していることから安定した収穫が可能で、栽培や醸造に関する経験値も豊富という。
 

 コンクール後、同社の島崎大社長や深沢正彦常務、西畑徹平小諸ワイナリー栽培・醸造責任者らが小諸市役所を表敬訪問。

 

 島崎社長は「長年、品質向上を積み上げてきた。コンクールは運要素があり、結果で浮かれても腐ってもいけない。今後も良いワインを造り続けていきたい」と話した。
 

★このほか今回金賞受賞ワインは

 ソラリスマニフィカ2015

 ソラリス小諸メルロー2018

 ソラリスラ・クロワ2018

 ソラリス千曲川ソーヴィニヨン・ブラン2021