【左から樋浦所長、花岡市長、
外山支店長】
東御市と佐川急便株式会社はこのほど、「災害時における支援物資の受入及び配送等に関する協定」を結んだ。
大規模災害が発生した場合、市が定める配送拠点へ国や県から送られてくる支援物資の、受け入れや配送などの業務協力に関する協定。
市から佐川急便へ協力を要請する場合の手続きなどを定めている。
◆協定に関する業務内容は
・避難所などへの支援物資の配送計画の策定と配送の実施
・配送時における被災者の物資ニーズの収集
・市から指示のあった物資集積と搬送拠点の荷役作業の実施
・荷役作業に必要な人員と機材の提供
市役所で締結式があり、同社信越支店の外山智支店長、同社上田営業所(東御市本海野)の樋浦真介所長、花岡利夫市長が出席。
同社は、全国で同種の災害協定締結を進めており、長野県内自治体との締結は6件目。
市における災害などに関する協定の締結は49件となった。
外山支店長は「運送物流業で培ってきたノウハウが、災害時のお役に立てるということで、一刻も早い復旧のお手伝いをさせてもらいたい」と話した。
花岡市長は「1日でも早く、災害対応体制を整えていかなければいけない。皆さまと、災害の無い地域づくりのため尽力していきたい」と話した。