【献花する参列者】
【あいさつする妻の七栄さん(右)と
弟の羽田次郎参院議員】
【お別れの言葉】
【笠原実行委員長あいさつ】
新型コロナウイルス感染症のため2020年12月27日に53歳で死去した元国土交通大臣、羽田雄一郎氏の「お別れの会」が22日、上田市サントミューゼで開かれた。
羽田氏は、1999年の参院長野県選挙区補欠選に初出馬し当選連続5回。
羽田孜・元首相の長男。
政界関係者や市民ら1500人が参列した。
実行委員長の笠原甲一・後援会長は「与野党問わず交遊できる政治家として欠かすことのできない資質を備えていた。二十有余年皆さまから叱咤激励され育てていただいた。心よりお礼申し上げます」とあいさつ。
名誉実行委員長の阿部守一・長野県知事は令和元年東日本台風の復旧復興を含む補正予算に党の方針に反して賛成票を投じたことに触れ「長野県のために数多の支援を賜った」と感謝した。
喪主のあいさつで妻の七栄さんは「多くの場面で夫がいない現実を突きつけられ心が折れそうになることもあるが、夫に見守られていることを感じ、皆さまの支えに感謝しながら残された家族で歩んでいくつもりです」。
弟の羽田次郎参院議員は「兄は頼りになる優しい人だった。わたしは多くの皆さま方の付託に応えられるよう国政の課題に取り組んでいきたい」と述べた。