【左から土屋さん、内藤さん、高橋さん、前所さん】

 

 

 小諸市空手協会獅空会に所属し小諸東中学校に通う生徒4人は26日から、鹿児島県で開催される「第30回 全国中学生空手道選手権大会」に出場する。
 

 3年の前所泰輝さんは個人組手に出場。長野県立武道館で開催された県大会で2位となり全国を決めた。

小学生時代から全国大会に出場しており、昨年は別の全国大会でベスト16だった。

全国過去最高はベスト8。
 父と見学に行き空手を始めた。

競技歴は8年で、初段の実力。

県外の空手強豪高校への進学を志望しており、将来の目標は五輪出場という。

 「昨年は悔しい思いをした。勝ち進めば強い選手とも当たるが、今年は優勝という気持ちで、全力で試合に臨む」と話した。
 

 3年の高橋奈誉さん、2年の内藤純瑠さんと土屋桃花さんは、団体形と組手に出場。

県大会では組手で優勝を果たし昨年に続き2年連続で、形は2位となり初めて、全国出場となった。

この大会の団体戦は、同一中学でチームを組む規定があるため、県内では選手を揃えること自体難しいという。
 

 全員が初段の実力で、競技歴は7年から10年。

3人とも組手が得意で、形は苦手だったが、近年は形の稽古にも力を入れて、総合的な実力を伸ばした。
 

 3人の力を一つにして県大会を戦い、練習の成果を出したことで良い結果につながったという。

 3人は「全国では一つでも多く勝てるように頑張る」と話した。