【東西会寄席に出演する鶴岡さん

(左から2人目)】

 

 

 上田市武石上本入の鶴岡昌太郎さん(16)=さくら国際高校2年=は、落語の「2022 東西会寄席(上田市出身の落語家、立川談慶さんらが出演)」に、高座名「鶴壱亭笑太」で出演する。

 同寄席は28日に上田市丸子文化会館・セレスホールで開かれる。

 

 このほど、寄席の実行委員会代表で談慶さんの弟、青木省三さんと、談慶さんの母、青木智恵子さん(ハローちぃチャン)と上田市役所を訪れ、土屋陽一市長と面談した。

 

 「2022 東西会寄席」は、談慶さんと、お笑い芸人の「山崎邦正」から落語家デビューをした月亭方正さんが出演する。

 今回の寄席は、上田市と市教育委員会が初めて共催となっている。
 

 鶴岡さんは、中学生の時にテレビ番組で落語が好きになり、YouTubeで独学。

中学3年から地域の敬老会などで落語を披露。

高座名は近所の人からつけてもらったという。

 昨年の東西会寄席にも出演しており、今回2回目。

昨年は「寿限無」だったが、今年は「道具屋」で前座を務める予定で、札の「めくり」をめくる役も行う。
 

 鶴岡さんは「皆さんのおかげで昨年に続いて出演できてうれしい。一つ一つの細かな描写を注意し、頑張って練習し、お客さんに楽しかったと言ってもらえるようにしたい」と抱負を語った。
 

 土屋市長は「自分を磨いて大いに羽ばたいてもらいたい」と激励した。青木智恵子さんは「殺伐とした世の中でも笑いがあれば平和に心穏やかになれる。長く落語を続け、笑いを届けてほしい」と鶴岡さんに期待を寄せていた。
 

 東西会寄席は午後3時開演。

 一般S席4000円、A席3500円。

 高校生以下S席3000円、A席2500円。

 当日500円増。

 チケットは丸子文化会館(電話)0268・42・0001、ポプラ(電話)0268・27・5769。


 問い合わせは青木プロダクション(電話)090・4462・1999。