【桑の実ビールを注ぐ石井さん】
上田市天神1のパブを併設したクラフトビール醸造所「天神ブルワリー」は12日、市内産の桑の実を使って醸造した発泡酒「桑の実ビール」の提供を始めた。
「蚕都上田」で栄え、養蚕に必要な桑の栽培が盛んだった市の歴史にちなんだ新商品。
発泡酒は濃いピンク色で、泡もピンク。「すっきりした味わいで、後からほんのり桑の実が香る」という。
1杯(330ml)を、税込1000円でで提供する。
数量限定で300杯ほど。なくなり次第終了。
障害者の就労継続支援や共同生活援助事業を行う市内のNPO法人が、桑の実を栽培する農福連携の取り組み。
ヘッドブルワーの石井侑馬さん(32)は「上田らしい商品ができた。地元のみんなに自慢してもらえる店でありたい」と話している。
営業時間は、午前11時から午後2時、午後5時半から11時。
月曜日定休。
(電話)0268・29・1234