【水盤に浮かぶヒマワリなどの花】

 

 

【厄祓い風鈴】

 

 上田城跡公園内の眞田神社は、鳥居近くにある手水舎の水盤に、花を浮かべる参拝者へのもてなしを5日から始めた。


 寺社で身を清めるための水盤(手水鉢)に、花を浮かべた「花手水」が全国的にSNSなどで注目されており、花手水を紹介するウェブサイトもあるほど。
 

 眞田神社の手水は、清めの水が竹をあしらった管から直接手に受けられるようになっており、水盤に溜まる水とは別で、感染症予防などに配慮されている。

5日、時点ではヒマワリなど花などを浮かべ、参拝に訪れた人は「花がきれい」と喜んでいた。


 昨年も短期間行い、評判だったが、手がかかることから実施を考えていたという。

 現在のように手水の改修を行ったことが契機で、華道関係者が協力してくれることになり、土日を意識して花で飾ることになった。

 

 今井貴美宮司は「ご協力いただけることになったことから、行うことができた。今後、試行錯誤の部分もあるが、秋の紅葉まつりまで続け、春はサクラの時季から連休まで行いたい」と話していた。
 

 夏の風物詩として人気の「厄祓い風鈴」は、現在600個ほどに増えている。

 8月末ごろまで行っている。