【後屈立ち手刀受けの構えをとる2人】

 

 

 小諸市の小中学生2人が、今年度の空手の全国大会に進出した。

 このほど、市役所で表敬訪問があった。
 

 小諸東中1年の先崎快暖さんは、先月末に行われた日本空手協会の「第64回小学生・中学生全国空手道選手権大会」の個人組手に初めて出場した。

5月の県大会では昨年と同じく4位。昨年は「コロナ禍」の影響で全国出場枠が少なく、県大会敗退となっていた。


 小学校1年生の頃、父親の影響もあり、強くなるために空手を始めた。

長年芽が出なかったが、熱心に競技を続けてきたという。

ここ数年で成果に現れるようになり、ついに全国出場を果たした。

 大会前には「初心にかえって頑張って来る」と話していた。

結果は強豪選手と対戦し敗れたが、次の大会に向けて意欲を見せている。
 

 美南ガ丘小1年の鎌田大輝さんは10、11日、全日本空手道連盟の「第22回全日本少年少女空手道選手権大会」の形競技個人戦に出場する。

 5月の県大会では準優勝し、組手も4位となっている。
 保育園年中の頃に、父親とともに空手を始めた。

もともと運動神経が良く、のみ込みも早いという。

今回、県予選が初めての大会だったが、全国出場を決めた。

 本番を前に「金メダルをとりたい、頑張ってくる」と意気込んだ。