【夏休み自由研究探し
「パスファインダー」コーナーを
案内する田中さん】
【カフェを開催するひだまりのひろば。
手前はつながLIB展示コーナー】
【企画展「小諸の埋蔵文化財」の
七五三掛遺跡出土の縄文時代人骨 】
【企画展「小諸の埋蔵文化財」 の
「ネックレスをした土偶」】
【SDGsコーナー】
小諸市の市立小諸図書館では、24日までの夏休み期間毎日開館し、子どもの夏休み応援イベントを開催。
猛暑日が続く中、涼しい図書館を利用してもらおうと様々な企画や展示があり、児童や生徒、学生、親子らが多く訪れている。
夏休みの自由研究や調べ学習の応援コーナーでは、研究テーマ探しや調べ方案内の「パスファインダー」を配布している。
「虫」や「動物」「石」「宇宙」「自然災害」といった人気テーマを用意。
調べ方の手順や資料をわかりやすく紹介したチラシになっていて、書かれた順番に探していくと、自分の力で必要な情報が手に入れることができる。
図書館の使い方や情報の調べ方が身に付くようにもなる。
自由研究の参考に「SDGsを調べてみよう!」コーナーでは、2030年までの人類が達成すべき17の目標、SDGsに関する絵本や児童資料を紹介。また、読書感想文の参考図書コーナーも設置した。
児童書担当の田中利恵子さんは「朝に訪れる学生や親子も多い。案内や資料探しのお手伝いをするので気軽に声をかけて」。
6日、7日は「図書館がカフェになる日」を開催。
「ひだまりのひろば」でコーヒー、ソフトドリンク、パンを販売し、本を読みながら飲食ができる。読書アドバイザーの大池和美さんは「今回初めて。試験的に利用者の反応も聞きながら行いたい。静かに読むだけの場所から、みんなでつくる、サードプレイス的な図書館になれば」と話していた。
◇ ◇
このほか
▽夏休み宿題応援イベント「実験!糸電話から光電話まで」。
11日、午後1時半からステラホール。小学3年生から6年生。
定員20人(要予約)。
▽「オリジナル新聞を作ろう」。
図書館のデータベースを使って、好きな新聞記事を手本にして作る。
対象は、小学生で21日まで。
手書き新聞の用紙と選んだ新聞記事1枚を印刷してプレゼント。
▽14日、ひだまりサロン「渡り蝶アサギマダラはいずこへ?」。
出演は、大島康紀さん。
関連展示「アサギマダラ日本縦断の旅」は、つながLIBで21日まで。
▽こもろのひろば企画展「小諸の埋蔵文化財」9月1日まで。
「ネックレスをした土偶」など石神遺跡出土品や七五三掛(しめかけ)遺跡出土の縄文時代人骨など並ぶ。土偶の重さ体験やスタンプコーナーもある。
9月までの夏季期間中は開館時間を延長。
平日、午前9時から午後8時まで。
土日祝日は午後6時まで。