【上田女子短大の模擬授業】

 

 

 

 

 上田女子短期大学と長野県工科短期大学校がこのほど「キャンパスツアー」を開催した。

 上田市立第四中学校3年生女子6人と、東御市立北御牧中学校の男子生徒4人の合計10人が参加した。

 

 上田女子短大の久保田ゆかり事務局長によると、急激な「新型コロナウイルス感染拡大」から当初予定していた生徒のキャンセルはあったが実施できたとのこと。
 

 このツアーは、昨年1月、両校で締結した包括連携協定事業として開催。

地域の中学生のキャリア教育推進のために未来の「わたし」をイメージする機会とするもの。

 

 午前中は、上田女子短大で模擬授業の「心理学」やキャンパス見学。

午後は県工科短大でLED(発光ダイオード)を点灯させる回路製作などを行いキャンパス見学を行った。
 

 上田女子短大では、総合文化学科の遠田将大専任講師から、心理学の心と身体の関係性や緊張をほぐしたり、積極的な思考になるためのエクササイズなどを学んだ。

また、同短大の女子学生と生徒3人程度の小グループでキャンパス内の施設見学を行った。
 

 ツアーに参加した上田第四中学校3年の依田美優さん(15)は、保育士志望で「上田女子短大は志望校の一つ、短大の様子が良く分かった。参考にしたい」と話した。