【櫓門をくぐり抜け、マスク着用で踊る参加者】
【最後の生演奏をスタートさせた
クラブわっしょい】
上田市の踊る夏祭り「第51回 上田わっしょい」が7月30日、3年ぶりに上田城跡公園で開かれ、大勢の観客も訪れた。
市民祭りの伝統を次世代につなげことも目的にし、新型コロナ感染対策で、参加者を事前に絞り、34連の申込みがあった。
踊る時間を午後5時からの1部と、午後7時からの2部に分けた。
この日は直前に大雨があったため、開始時間を遅らせて1部は中止、最終的に参加したのは12連、400人になった。
出店は旧市民会館駐車場内に限定し、飲食エリアへの入場には長い行列ができた。
開会で実行委員長の干場文孝・上田青年会議所理事長は「この状況で開催できる方法を協議し、上田城で行えることになった。上田地域を活性化させたい」とあいさつ。
上田わっしょいで毎回、生演奏を行ってきた「クラブわっしょい」は、今回で最後の演奏になった。
生演奏の中、踊りは公園内の本丸跡や堀などの周囲を反時計回りに進み、参加した子どもから大人までが、元気に楽しんでいた。
感染対策で”マスクをしながらの踊り”になった。