上田市は25日、市が任命する鳥獣被害対策実施隊員の猟銃発砲が原因と見られる車両損傷事件で、"再発防止の取り組み"を発表した。


 同事件は4月17日に平井地区で発生。

 上田警察署は長野地方検察庁上田支部に書類送検した。

 

 市では「被害に遭われた方をはじめ、市民の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけし、心からお詫び申し上げます」としている。

 ◆再発防止のため

 ▽上小猟友会上田市内各支部長へ有害鳥獣駆除における法令順守等啓発文書の発出

 ▽銃猟免許所持者への有害鳥獣駆除における法令順守等啓発文書の発出

 ▽丸子地域での銃猟による有害鳥獣駆除事業の自粛(来年3月末まで)

 ▽鳥獣被害対策実施隊員のうち銃猟免許所持者対象の研修会開催―を行うとしている。