【久遠の猫・繭里】
【殿猫・悟瓏】
【白猫・天天】
【姫猫・鈴】
上田市中央3の妙光寺(宮淵泰存住職)に、4体のお守り猫「四天猫」の賽銭箱がこのほどお目見えした。
作者は上田市生田の農民美術作家、工房菩提樹の池内敏さん。
4体の猫は、高さ約70㎝の木彫。
姫猫・鈴(りん)、白猫・天天(てんてん)、殿猫・悟瓏(ごろう)、久遠の猫・繭里(まゆり)と名付けられた。
今年10月1日に同寺横で行う「弁天堂の祭り」までは、本堂に置いてあるので会うことができるが、祭り以後は弁天堂に移される。
猫を制作してもらったのは、仏教が中国から日本に伝来するとき、ネズミに経典をかじられないように船に猫を乗せて被害を防いだと言われている。
また、同寺があるところは、飲食店が多い繁華街にあり、裏側には蛇沢川が流れているためネズミが出て困ったことがあった。
そんな時、寺の周りに猫が何匹も現れるようになり、被害がなくなったからという。