【選定の証を手渡す髙松社長(左)】

 

 

 上田市の国選択無形民俗文化財「岳の幟」が、日本各地の祭りを紹介するドキュメンタリー番組「ダイドーグループ 日本の祭り」の取材対象に選定された。

 このほどダイドーグループホールディングス㈱の髙松富也社長が上田市役所を訪れ、土屋陽一市長に「選定の証」を手渡した。

 番組は8月7日、午後3時から、SBC信越放送で放送される予定。

 

 「ダイドーグループ 日本の祭り」は、ダイドーグループホールディングス㈱が2003年にスタート。

全国各地で大切に受け継がれている祭りを発信し、地域の絆づくりや活性化、日本を元気にしようという内容。

 今年で20年目。


 全国各地の民放テレビ各局制作で、2021年までに、480件の祭りを対象にした。

 今年は、35の祭りを取り上げる予定。

全国放送はBS12トゥエルビで毎週土曜日に放送。
 

 市役所には髙松社長や「日本の祭り」事務局の加藤正明事務局長、SBC信越放送の関係者らが訪れた。
 

 髙松社長は「飲料事業で自動販売機を置かせてもらい、全国の地域の皆さんに恩返したいという思いから始まった。少子高齢化の中、地方に元気がなくなってきているが、祭りを活発に行える地域は、祭りでコミュニティのつながりがある。今後もたくさんの祭りがあることから、地域を応援したい。今回、上田市とご縁ができ、良い番組で皆さんに喜んでもらいたい」と語った。

 

 土屋市長は「岳の幟は大変歴史ある祭りで、選定してもらい大変うれしい」と礼を述べた。