【コインケースのホック付け作業】
【キーホルダーやトレイなど手作りの革製品】
上田市天神1の就労継続支援A型事業所、self―A・CPF上田は29日と30日の2日間、同市中央2(海野町)の犀の角で利用者らが制作した革製品の展示即売会を開く。
キーホルダーやカードケース、トレイなど200点余を並べる予定で、革の小物を作るワークショップも開く。
施設の利用者は「多くの人に来てほしい」と実行委員の6人を中心に、企画や広報などの活動にも取り組んでいる。
就労継続支援A型は、障がいや難病のある人が、雇用契約を結んだ上で一定の支援がある職場で働くことができる福祉サービス。
同事業所には現在31人が勤務し、革製品の製作のほか、農作業やカット野菜の袋詰めなどの施設外活動を行っている。
実行委員の工藤遊さん(28)は「ミシンを使って縫製するのが得意。革の種類はたくさんあり、触った感触がいいので作業が楽しいです」。
鹿島三由紀さん(58)は「利用者の団結力で、お客さんに来て良かったと思ってもらえる会にしたい」と張り切っている。
スタッフの遠山雅俊さん(40)は「こういう活動をしている事業所が上田にあることを地域の皆さんに広く知っていただきたい」と話す。
革職人やアクセサリー作家、帽子デザイナーらも作品を出品する。
入場無料。
29日は、午後1時から6時。
30日は午前10時から午後6時。
問い合わせ(電話)0268・71・5559(同事業所)