【塩野神社から中禅寺に向かう

ノルディックウォークの参加者】

 

 

【演奏する上田原古戦場太鼓メンバー】

 

 

【塩田の館での健幸マルシェ】

 

 

 

 上田市は10日、初のイベント「和太鼓の祭典&信州上田・塩田平ノルディックウォーク」を開いた。

  事業者や文化団体が連携してスポーツや文化芸術により新たに生まれる地域の魅力を市内外に発信。観光客誘致など観光活性化を図るのが目的。

 

 和太鼓の祭典は同市古安曽の山王山公園屋外ステージで開催。

 信州上田左岸地域太鼓連盟(上田原古戦場太鼓、信州上田原合戦太鼓、東山道浦野宿勇太鼓、岡城夢太鼓、室賀の里豊年太鼓、信州塩田平和願太鼓)による演奏が行われた。

 同連盟が合同でIZAの曲を演奏後、各団体が演奏、勇壮な太鼓の音が塩田平の夏空に響き渡った。


 別所温泉旅館組合など関係者による日本遺産に認定された塩田平の文化財を巡るノルディックウォークには4人が参加。

 前山寺、塩野神社、中禅寺などを塩田平ボランテティアガイドの会の解説を聞きながら周遊した。


 同時開催として同市前山の塩田の館では、心と体と食の健幸をテーマに「健幸マルシェ」があった。

 会場にはカイロプラクティックやアロマ、マッサージ、ちぎり絵の展示など25団体が参加。

 約400人が訪れて、にぎわった。


 同マルシェは上田市の「塩田の館トライアル・サウンディング」を活用し、試験的に事業展開している秀プロデュース㈱が主催。

 

 同社の滝沢一秀社長は「イベントは今年5月に続き、今回2回目。地元の人たちの発表の場として企画したが、こんなに多くの出店があったことはうれしい。今後も地域を掘り起こすイベントを企画し、交流の場を提供していきたい」と話していた。