【食事する田中小6年1組児童】

 

 

【提供されたアスリート給食】

 

 

【あいさつする牛田管理栄養士】

 

  東御市全小中学校で4日”アスリート食事体験会”が行われた。

 これは、同市湯の丸高原に整備されたスポーツ施設を利用するアスリートの食事を学校給食として提供し、健全な身体づくりに必要な食事の大切さやスポーツへの興味を高めることを目的に実施したもの。

 昨年度はカレーを提供した。

 

 献立は、スケソウダラの俊敏な動きの源となる瞬発力を発揮する「速筋タンパク」を含む「小松菜とちくわのみそマヨ和え」と「カニかまとほうれん草のふんわり卵スープ」など。

 ちくわとカニかまは、日本水産株式会社が提供した。

 用意したのは2500食。

 湯の丸高原スポーツ交流施設にあるニッスイ湯の丸アスリート食堂で、選手に提供されるメニューを給食調理員が調理した。
 

 同食堂の献立は、専任の牛田夏美管理栄養士(30)が作成。

栄養学の実践を進める女子栄養大学が監修し、高地トレーニングをするアスリートが必要とする栄養バランスの良い食事となっている。


 田中小学校で行われた食事体験会で、牛田管理栄養士は「一流アスリートと同じ食事をして、選手を身近に感じてほしい」とあいさつ。

 

 食事をした6年1組の赤瀬優芽(ゆめ)さん(12)は「アスリートと同じものを食べられてうれしい。自分がアスリートになった気がする」と話した。
 

 東御市では、11月に今年度2回目となる体験会を予定している。