【4月に行ったごみ拾い活動】

 

 

 

 東信地域の有志でつくる「エコな暮らしを楽しむ会」は27、28日「世界の海につながる小諸と千曲川と環境活動」を、小諸市大久保の安藤百福センターで開く。

 環境に関する展示やごみ拾いなどを行う。

 参加無料。
 

 27日は、同センターで午後6時から同9時まで、同会が新潟県の海岸で実施した清掃活動の報告や海ごみの展示を行う。
 

 28日、午前は、小諸大橋下の千曲川河川敷でごみ拾いを実施。

 午前10時に同センター第2駐車場に集合し、乗り合わせで現地に移動。

 終了後は、感想発表や記念撮影を予定。
 28日午後は同センターで1時から4時まで、イラストレーターで環境活動家の新井芙季さん(松本市)の環境漫画展示、新井さんらとトークセッション、海ごみ展示などを行う。


 

◇  ◇
 

 同会は、昨年3月に発足。

上田や小諸、軽井沢など東信地域から約50人が参加し、環境関連のボランティア活動に取り組んでいる。

 設立と活動の目的は、環境問題についてより多くの人が知り、危機感共有につなげる行動を実施すること。

活動を通じて解決に向けた機運や意識を高めることを目指している。
 会費はないが小諸市の補助金を活用し、安全確保や啓発のための蛍光ベスト用意など、持続的な体制を整えている。

 

 定期活動として月に1回、東信地域の道路沿いや河川敷などでごみ拾いを行っている。

誰でも取り組むことができる環境活動として続けており、見る人への啓発も目的。

 これまで、未就学児から70代までの広い世代が参加した。

1日で最大300㎏以上のごみの回収、タバコ2000本以上の回収、不法投棄された大型ごみの報告などの成果があった。
 

 同会代表で小諸市在住の飯森みどりさんは、ごみ拾い活動について「拾う活動と同時に、捨てる人が減るようなメッセージを発信していきたい」。

 同会の活動について「環境問題は広く考えると、異常気象や感染症など、さまざまな弊害の原因といわれる。解決に向けた行動をより多くの人に起こしてもらえる雰囲気づくりができれば」と話している。
 

 イベントは、会場などの都合で事前の申し込みが必要。

 同会は随時メンバー募集中、不定期参加可能。

 申し込みや問い合わせは(電話)090・2454・5680(飯森さん)

 メール  sangaku0she@docomo.ne.jp