【「先端産業論」の新設発表。
左からセイコーエプソンの細野聡技術開発本部副本部長、工学部の天野良彦学部長、シナノケンシの
金子行宏常務(シナノケンシ提供)】
「シナノケンシ㈱=ASPINA=(上田市、金子元昭社長)」「セイコーエプソン㈱(諏訪市、小川恭範社長)」は信州大学工学部に同学部生を対象にした「先端産業論」の授業科目を新設すると発表した。
相互教育連携による人材育成のため。
3者は研究開発や新規事業の創生、人材交流などのため包括連携協定を締結している。
信大工学部では、教員による企業での講義を多数行っている。
シナノケンシの社内教育「基礎制御工学」を行い、今年度以降も「応用制御工学」などの講義を計画。
セイコーエプソンでは「現代技術論」の授業を工学部に提供している。
新設の「先端産業論」は、将来の技術者として期待される学生が企業で行う技術開発などを学ぶことで、重要な動機付けとなり、グローバル視点や経営視点などバランス感覚に富んだエンジニア育成が期待されるとしている。
学部共通の選択授業として3年次に行う。
各社8回連続の授業(1単位)を担当することは、工学部で初の試み。
シナノケンシでは「ASPINA特別講義」として、金子社長や金子行宏常務らが講師を務める。
前期開講の6月4日から7月28日までの間、全8回のうち、対面4回、オンライン4回の授業を行う。
講義テーマは「モタモタしてると負けちゃう。モーター市場での勝負の仕方!」「モーター開発突破file1 高級家電編」など親しみやすいものにした。
受講登録数は、190人となっている。
また、セイコーエプソンでは「エプソン工学」として後期8回、インクジェットプリンター工学やロボット工学などを予定している。
