上田市常田の丸山弥生さんはピアノの指導をして40年。

 子どものころは、家の中にクラシックやタンゴなどの曲がいつも流れ、音楽好きの母親が時々コンサートに連れて行ってくれた。

 

 ピアノは母親の勧めで5歳から習いはじめた。
 上田女子短大の音楽コースに進み、個人レッスンでピアノの腕を磨いた。

 短大卒業後は上田のカワイ楽器でピアノの指導者として5年ほど勤務。

 

 結婚後は自宅の一室で、ピアノ教室を始めた。

年中から大人までと幅広い年代層の生徒を指導。多いときは30人にもなった。
 

 生徒のなかには、教室を辞めても成人式の晴れ着姿を見せに来てくれたり、困ったことがあると相談に来たり、進学や就職の報告をしてくれたりと、絆が続いている。

 

 また、教え子の子どもを教えることもあり、2世代にわたって指導することもある。


 「長男が誕生したときもおんぶして練習するなどピアノづけの人生だった。大変な時もあったが、人との出会いが楽しい。これからも縁を大切に、ピアノが弾けるうちはずっと続けたい」と話していた。