【上田駅前での啓発活動】

 

【薄暮時夜間取締り出発式】

 

 

 今月になって上田市内で交通死亡事故2件など「交通死亡事故多発警報」発令を受け、上田警察署や上田交通安全協会などは、交通事故防止のため”取締りの強化”や”交通安全の啓発”を行っている。

 

 16日は、上田署で「交通死亡事故多発警報発令に伴う薄暮時夜間取締り出発式」を行った。

 

 交通機動隊から8人、上田署の警察官14人が、白バイや覆面を含むパトカー計13台で出動。

 出発前に吉澤敏署長は「管内でも交通事故は多発傾向。安心で安全な交通環境を整えるため、薄暮時と深夜帯から早朝にかけての取締りを重点的に行う」とした。
 

 17日は、上田交通安全協会(宮澤郁夫会長)、上田地域交通安全活動推進委員協議会(伊藤重喜会長)、上田市交通指導員(村上恒雄会長)、上田署などが上田駅前で啓発活動を行った。
 

 通勤や通学などの駅の利用者へ、呼びかけや横断幕、のぼり旗、チラシや反射材など交通完全グッズを配布した。

 

 活動を前に、伊藤会長が「交通安全の活動を行うことで、運転されている人などに気をつけようと思ってもらえる」。

 

 村上会長が「交通事故の撲滅を目指して頑張ろう」とそれぞれがあいさつ。

 

 宮澤会長は「上田市では高齢者が犠牲になっている。交通ルールを守ってもらえるようにすることが大切。1件でも事故を減らしたい」と話していた。