【昭和40年夏の県大会で初優勝し

ダイヤモンドを行進する

ナインの写真などを展示】

 

 

 

 上田市中丸子の丸子修学館高校野球部創部100周年を記念する「栄光の足跡展」は、市丸子地域自治センター1階ロビーで開かれている。6月3日まで。

 

 同校野球部は大正11(1922)年に創部し、これまでに春夏合わせて11回の甲子園出場を果たした。

 昭和36年の秋季北信越大会初優勝を祝い地域の人が詰めかけた凱旋パレード。昭和40年夏の県大会で初優勝し、ダイヤモンドを回るナインの勇姿など、輝かしい戦歴を50点余の写真パネルで紹介。

 優勝カップや盾なども展示した。


 記念事業実行委員会(宮崎郁男委員長)が主催。

 「栄光の陰には挫折もあり、地域に支えられてきた歴史がある。伝統を生かしながら次の100年に向けて発展してほしい」との思いを込めた。
 

 同部OBで実行委員会幹事長の竹花茂勝さん(63)=同市東内=は「当時は苦しいことばかりだったが、振り返るといい思い出。あの3年間があるからいまの自分があるといえる」と話す。
 

 パネル展は秋にも開く。

 11月5日は記念講演、式典、祝賀会。

 歴代野球部OB銘板設置や「記念史」発刊も計画している。