【協定調印の出席者と協定書】
長野県助産師会上小地区(竹内由美地区長、会員25人)と上田市は6日「災害時応援協定」の締結を上田市役所で行った。
大規模災害時に妊産婦らへの医療救護や支援などを行う協定で、すでに県助産師会では、長野県と協定を締結している。
★上小地区と上田市との協定は
▽助産師が
・避難場所などで妊産婦や出産間もない母と乳児への保健指導や心身ケア
・医療機関への連絡調整
・平常時の防災訓練への参加など。
▽市は
・移動手段の確保の支援
・必要な医薬品や資材の供給
・経費の負担など行うもの。
協定の調印式には、竹内地区長、青手木裕子副地区長が訪れ、土屋陽一市長と調印を行った。
竹内地区長は「災害時の避難所での生活は一般の人でも大きなストレスになる。妊産婦のストレスが軽減できるよう支援したい。平時からの啓発も行いたい」。
土屋市長は「防災・減災が大切で、協定はありがたいこと。安心安全のため取り組みたい」とそれぞれ語った。