犯罪や非行をした人の立ち直りを支える保護司として27年間活動を続け、これまでに若者から高齢者まで約30人を担当してきた。

 罪状は暴力や窃盗、薬物などさまざまだ。
 「保護司になったばかりのころは何とか更生させようという正義感に燃えて高飛車になってしまったが、その後は一貫して対象者と目の高さを同じくして話をよく聞き、希望が持てるよう相談に乗ってきた」と話す。
 

 保護司制度は日本が世界に誇る犯罪抑止のしくみと自負。

「保護観察は清濁併せ呑む度量の広さも必要。保護観察を終えた後は普通の生活を送ってほしいと願っている」。

 

 

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 国は、国家や公共の場で功績を挙げた人を表彰する「春の叙勲」を29日に発令した。
受章者は、国内などの4037人。
 このうち、県内在住は57人。
 本紙関係分の受章者は、上田市が3人、東御市3人、小諸市1人、青木村1人の計8人。
 受章者の喜びの声を紹介する。
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