昭和39年、野沢北高卒業後に父が営んでいた造園業「楽月園」に就業。

 

 この4年後の父他界以降も家業に情熱を注いだ。

 平成初期までに独自の竹垣「臥龍垣」を確立し、高い評価を得ている。

 

 平成22年に現代の名工として表彰され、24年には黄綬褒章を受章した。
長野県と中央の技能検定委員など数々の指導的役割も担った。

 

 平成29年から令和3年まで、日本造園組合連合会理事長を務め、日本庭園士制度創設など造園業界の後継者育成体制整備に尽力。

 

 「家族や仲間あっての受章。恩返しとして、新時代令和での日本庭園再興、世界遺産登録などを働きかけていく」と話す。

 元日本造園組合連合会理事長。

 

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 国は、国家や公共の場で功績を挙げた人を表彰する「春の叙勲」を29日に発令した。
受章者は、国内などの4037人。
 このうち、県内在住は57人。
 本紙関係分の受章者は、上田市が3人、東御市3人、小諸市1人、青木村1人の計8人。
 受章者の喜びの声を紹介する。
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