【右から春原さん、飯髙さん、清水さん】

 

 上田市西部地域まちづくりの会(藤作敏一会長)はこのほど、同会の自然・生活環境部会が運営する「西部地域デジタルマップ」の内容を紹介する冊子を作成した。

 

 同部会は地域の歴史や祭り、自然など多彩な魅力を発信しようと、デジタルマップで

 ・山極勝三郎生家

 ・生塚鳥追い御弊

 ・アサギマダラが飛来するゆうすげと蝶の里ーなどを写真と単文で紹介。

 ・西部地域の地図上に位置情報も示した。


 2019年から取り組みを始めて情報を随時更新しており、現在は約300件を掲載。

 カテゴリーやキーワード、マップから検索することができる。

ユーザー登録をすれば投稿することもできる。
 

 副部会長の清水洽さん(75)は「デジタルは情報が蓄積されていくメリットがある。子どもたちにも大いに利用してほしい」。
 

 部会長の春原秀夫さん(69)は「デジタルマップはスマートフォンなどでいつでも、どこでも見られるのがいいところ。多くの人に見て、参加してもらいみんなでマップを育てていきたい」と話す。
 

 A4判、12ページ。

 6000部製作し、地域の全戸に配布した。
 

◆初のデジタル写真展投稿募る!

【西部地域デジタルマップのQRコード】

 

 

  初の取り組みとして「西部地域デジタル写真展」を開く。

 面白いものや不思議なもの、身近な風景など題材は何でも可。

 西部地域で撮影した「イチオシ」の写真を募る。

 

 投稿写真はデジタルマップ上に展示する。
 

 同部会員で写真展を担当する長野大学4年の飯髙綾さん(21)は「デジタルマップにいろいろな人が参加するきっかけになればいい」と期待する。
 

 募集期間は5月1日から14日。デジタルマップのサイトから投稿する。