【開花した観測木のソメイヨシノ(10日)】

 

【園内の小諸八重紅枝垂の老木(4月10日)】

 

 

【ぼんぼりと花見客(4月10日)】

 

 

 

【夕暮れ時の懐古園(11日)】

 

 

 

 

 日本100名城、日本さくら名所100選で知られる小諸城址懐古園で10日、観測木のソメイヨシノが開花。

 連日の陽気で12日には一気に満開を迎えた。

 小諸固有の”小諸八重紅枝垂”の老木も濃い紅色の花を咲かせ、シダレザクラやヒガンザクラなど約500本の桜が咲き誇っている。

 

 昨年の開花は3月31日で、懐古園事務所の記録で最も早い開花だったが、今年は例年並みの開花となった。


  「昨日(9日)の午前中は咲いてなかったけど、連日の高温で一気に咲き出した」と話すのは四海浪売店の4代目土屋博基さん(61)。

懐古園のお休み処として親しまれ、昭和30年代から愛される名物おでんなどを販売している。

 「やっと雰囲気が出てきた。今週末がかき入れ時」と話していた。
 

  「桜まつり」は24日まで開催している。

市は来場者に飲食物の持ち込み禁止やマスク着用、手指消毒等の「新型コロナウイルス感染症対策」への協力を呼びかけている。
 

 期間中は、夕方から午後21時までライトアップやぼんぼりの点灯を行う。

毎年恒例の演出で、地元住民をはじめ、観光客やカメラマンにも人気が高い。
 

 また、車夫のガイドも楽しめる「オモロい人力車」(30分、2500円)や、夜桜人力車(要予約・20分1500円)が営業中。

 今回はガイド無しで値段が半額の「乗るだけ人力車」も走っている。
 

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★このほかのイベントは

 ▽16日「小諸城址に響く津軽三味線」

 ▽17日「桜の下・箏を奏でる藤村詩の世界」

      「第78回上信越弓道大会」

 ▽24、25日「懐古神社例大祭」

 ▽こもろ観光局「2022春のスイーツ店巡りマップ」配布など―。