【初登庁式であいさつする土屋市長】
【入庁前】
【参集者】
【着任式入場】
【着任式】
【着任式後の会見】
27日の上田市長選挙で再選を果たした土屋陽一市長は30日、選挙後の”初登庁式”で、多くの支持者や職員の拍手に迎えられた。
初登庁式は、市の窓口業務が始まる前に行われた。
土屋市長は市消防団のラッパ吹奏に出迎えられ、庁舎に一礼して登庁した。
土屋氏の後援会、自治会連合会、市職員から花束が贈られた。
あいさつで土屋市長は、解体中の旧庁舎の方向に一礼してから「4年前と同じ気持ちだが、違うのは2期目の重責をしっかりと担うという気持ち。庁舎が新しくなり、市役所も古い体質から、新たな体質に脱皮しなくてはいけない。選挙中にいただいた意見をしっかりと把握し、取り組みたい。上田再構築、もっと前へ―進めて行く」と語った。
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初登庁式に続き、市の部課長が集まり、着任式を行った。
職員の拍手に迎えられ、職員を代表して吉澤猛副市長が歓迎であいさつ。
土屋市長は「これまでの4年間、さまざまな困難があったが、職員の皆さんと乗り越えてきた。感謝したい。(4年前と違って感じていることは)市民の命や生活・暮らしを守る、守り続けるという思いが、より一層強まった。さまざまな意味で指摘されている古い体質を脱皮することも大事。(4年前から職員に向けて呼びかけている『幸せ創造仕掛け人』について)隣人や家族など市民に幸せを伝え、幸せになる仕組みをつくって行くとともに、(職員も)一人ひとりが幸せになるようにしてほしい。これまでの4年間は皆さんと着実に事業を進めてきた自負がある。これからも一緒に仕事をしたい」とあいさつした。
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土屋市長は2期目への所感として「身の引き締まる思い。引き続き新型コロナ感染症拡大防止と地域経済活動の両立を進めたい。市民の期待に応えるべく、二次救急医療体制をさらに充実させ、子どもの医療費無料化の対象を拡大(18歳まで)し、安心して暮らせる社会を目指す。資源循環型施設建設は、最大限、地元の皆さんと意見交換をしながら、信頼関係の構築をさらに深めながら着実に進めたい」と語った。