【「丸堀」の高札前】




 上田市の上田・城下町活性会(水野正四会長)はこのほど「上田城下町高札ウォーク」を、同市中心市街地で開催した。

 参加者は高札を巡って旧町名の由来などを学んだ。
 

 この日は、事前に申し込んだ約40人が参加。

 上田城跡公園内の旧市民会館に集合した後、4グループに分かれて、スタッフの案内で大手町、丸堀、柳町、木町、原町、馬場町、袋町の順に7カ所の高札を巡った。
 

 このうち原町は、天正11(1583)年に真田昌幸が上田城を築き城下町造りを始めた際、真田氏とゆかりの深い現在、同市真田町本原の「原之郷」から住民を移住させて造った商人町といわれている。


 同会は昭和60(1985)年に「上田城下町の町名の復活と7つ櫓の復元」など、上田城を中心とした観光文化の振興を目的としたボランティア団体組織として発足。

 町名高札の設置、チラシやマップの作製、会報発行など幅広い活動を展開している。
 

 随時会員募集中。

 問い合わせ(電話)0268・22・4500(上田商工会議所)