【届け出順に土屋氏、井上氏】

 

 

 

     

 

 

 上田市長選挙で、届出順に現職1期目の土屋陽一氏(65)=上田市中央北、無所属=と、新人で前副市長の井上晴樹氏(68)=上田市秋和、無所属=の各氏は、連日、街頭で支持を訴えている。

 

 新型コロナの影響で公民館などでの演説会が難しく、朝の通勤時間帯に交通量の多い場所でのあいさつや、遊説、街頭演説が中心になっている。


 井上氏は23日に塩田の商業施設駐車場で街頭演説を行い「上田市の停滞感を払拭したい、上田市を元気にしたいことから立候補した。上田市の先人たちが築いた潜在力が蓄えられている。自然や人の資源を活用して、多くの人が集まる上田市をつくりたい。まちづくりの一番の基本は人。人づくりから始まり、健康寿命を延伸して、生きがいを持って過ごせるよう、健康づくりが大切。人づくりでは不登校対策を進めたい。今回は市長の政治姿勢を問う選挙。市民の皆さん全体のために働きたい。私が間違っていたらきちんと責任を取ります。覚悟を持って市政運営をしたい」などと訴えた。

 


 土屋氏は、24日に塩田の商業施設駐車場で街頭演説を行い「4年前、初当選した時は『上田再構築』を掲げた。上田の良さに磨きをかけ、改革すべきことは改革するもの。4年間、猛暑、台風、新型コロナで思うように行かず、道半ば。後退させることなく、前へ進めたい。地域医療ではこの地域で二次救急医療を完結させることに取り組みたい。医療費は中学生まで無料化になっているが、18歳、高校生まで無料化する。お産から高校生まで安心して暮らせる環境づくりをしたい。資源循環型施設の建設のため、環境影響評価が2段階に入っている。私の手で進めたい」などと訴えた。