【みまき絵画会展】
【白倉さんの「怒り」】
【上原さんの「赤ワインとパン」】
【講師を務める松本さんの「校舎階段」】
東御市などの絵画愛好家でつくる「みまき絵画会」は27日まで、22回目の作品展を同市八重原の梅野記念絵画館で開いている。
入場無料。
11人が油彩画、水彩画など計51作品を活動成果として展示。
「コロナ禍」で集まることが難しかったことから、自宅で制作した作品を中心に展示した。
「描くことが生きがい」と語る白倉会長(68)は、仁王像をモチーフに「怒り」と題した作品を展示。
「ウクライナ戦争に怒りを感じ、早く市民に平和が訪れるように」との願いを作品にこめた。
上原憲二さんの「赤ワインとパン」など油彩6点は、静物をありのままに描いた写実的な作品となった。
このほか淡い色彩を基調に温かみのある水彩画や、収穫した野菜を生き生きと描いた色鉛筆画など、作者の個性が光る作品が並ぶ。
初代講師で2011年に亡くなった船山滋生さんの彫刻画や、同会を指導する講師、松本冬美さんのアクリル画「校舎階段」も鑑賞できる。
◆そのほかの出展者は次の通り(敬称略)。
柄澤志津子、小出春吉、小山久美子、後藤通子、吉沢健二、土屋治子、細ヶ谷とし子、箕輪章子
午前9時30分から午後5時(最終日は午後4時半まで)。
期間中の休館日は22日。
問い合わせ(電話)0268・61・6161(同館)