【新車両と機能試験を行った団員】
上田市はこのほど”市消防団菅平分団”に配備する消防ポンプ自動車1台の受入・引渡式を、真田消防署で行った。
消防団の車両の更新はおおむね20年で計画的に行っている。
消防ポンプ自動車は5人乗り、事業費は約2200万円。
車体側面に外周灯を設置するなど、最新の装備になっている。
式典で市の堀池正博消防部長は「これまでの車両は導入から20年以上が経過し、車体に経年劣化が認められ、エンジンなどの性能の低下。新たな車両は、機材の収納力、走行性能など最新式の装備。有事の際には、その性能を十分に発揮されることを期待する」と激励。
福澤賢治団長に始動キーの引き渡しを行った。
菅平分団でサイレンなど機能試験を行った。
福澤団長は「災害はいつ起こるか分からない。菅平分団は、常備消防からの距離があり、皆さんは高い防災に対する意識を持っている。最新鋭の機器を1日も早く学んで、有事の際に的確に動かせるようにしてほしい」と述べた。
菅平分団の正木大祐副分団長は「地元の皆さんに新しい車両が配備されたことをお知らせし、1月に火災があったばかりなため、予防広報などを行い、無火災になるようにしたい」と、新車両を前に語っていた。