【管楽器部集合写真。昨年12月に千葉県で開催の

こども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会出場時(管楽部提供)】

 

 

 

 小諸市立野岸小学校管楽部は今年度、全国的なコンテスト「こども音楽コンクール小学校管楽合奏部門」で最高賞「文部科学大臣賞」に輝いた。
 このほど、管楽部関係者が市役所を表敬訪問。

 部長の渡邉稀心さん、副部長の谷沢奈津さん、髙橋ほのかさん、髙橋悠さん(共に6年生)、顧問の石黒春樹教諭、講師の早川潔さん、指揮者の浅野京子さんらが、小泉俊博市長らと懇談した。
 

 同賞受賞は平成29年度と令和元年度に続き3回目。

 部は毎年優秀な成績を収めており、全日本小学生バンドフェスティバルでは、8年連続出場となり、金賞6回、銀賞を2回受賞している。
 

 今年度は4年生から6年生36人で活動。活動時間は、毎日の朝練、宿題をしっかりと終わらせた後の週3回の放課後練習、土曜日の練習など。

 「新型コロナ」の影響がある時期は各自自宅で練習するなど、感染予防を徹底しながら励んできた。
 

 先輩が後輩を指導したり、後輩が先輩をお手本にしたりと、名門ならではの強みがあるという。

また、保護者は送迎や道具類用意などさまざまな面で協力。地元にはファンも多く地域の支援もある。
 

 良い結果の要因について、先輩が大切にしてきた「最後まであきらめない活動」をやり遂げたこと「練習は本番のように、本番は練習のように」と常に集中して練習を続けたこと、応援の声が励みなったことなどをあげた。
 

 渡邉さんら4人は「3年間で成長した強い心で中学に飛び込んでいきたい、そしてこれからも音楽を楽しんでいければ。合言葉は『笑顔、ノリノリ、感動』、野岸小管楽部をこれからもよろしくお願いします」と話した。