【協定書に調印した土屋市長(右)と
平内支店長】
上田市は1日、大塚製薬㈱ニュートラシューティカルズ事業部大宮支店(埼玉県上尾市)と「包括連携協定」を締結した。
市民の健康増進やスポーツ振興、防災などについて連携、協働して地域課題に迅速に対応するため。
「新型コロナウイルス感染拡大防止」のためリモートで実施。
市役所の土屋陽一市長と同事業部大宮支店の平内秀司支店長がモニター越しで対面し、協定書に調印した。
同社は、製品の研究開発や健康に関する啓発活動で得られた知見を生かした社会貢献活動として、全国の自治体との連携を進めている。
長野県関係ではこれまでに、県や7市と協定を結んでいる。
同社からは、フレイル予防などの情報ツール提供やアプリを活用した児童生徒の食育啓発、熱中症対策の映像やガイドブック提供、緊急時開放自動販売機の活用などが提案されている。
土屋市長は「市は健幸都市に向けて取り組んでおり、大塚製薬さまと連携を持つことは行政として心強い」。
平内支店長は「当社の様々な知見やコンテンツを使い、市民の方々の健康維持や増進にお役立ていただければと考えている」とあいさつした。