【寄贈された車いすと贈呈式の出席者】

 

 富国生命保険相互会社(フコク生命)の職員で構成する「外野倶楽部」は、社会貢献運動で県内6カ所に車いすを贈呈した。

 うち1台を上田市長瀬のまるこ福祉会に寄付。

 このほど松本支社上田ちくま営業所(上田市中央西1)が、まるこ福祉会を訪れ、贈呈式を行った。


 フコク生命外野倶楽部からまるこ福祉会への寄贈は今回で3台目。

 倉嶋直子上席所長らが訪れて贈呈式を行った。

 

 倉嶋所長は「地域に役立つ活動として続けている。(まるこ福祉会には)日頃の感謝と、職員がお世話になっていることもあって使っていただきたい」とあいさつ。

 

 施設利用者から「大切に利用したい」と謝辞もあった。
 

 まるこ福祉会の栁澤正敏理事長は「素晴らしい車いすをいただき、ありがとうございます。現在、グループホームが3棟あり、20人が生活をしている。長野県下にまだない、車いすで生活できる定員5人のグループホーム(ショートスティもある)を計画をしている。その中で車いすをいただいた。車いすが多く必要なので、大変良いタイミングでありがたい」と語った。
 

 新しい車いす利用者のグループホームは、県下初のパイロット事業として中丸子に建設する予定。車いすの利用機会が増加することから、まるこ福祉会では、車いすの寄付を求めている。