【山浦さん(右)】
【「歌謡曲詞集」とCD】
上田市上田原の山浦正嗣さん(86)はこのほど「歌は世につれ世は歌につれ 歌謡曲詞集」を自費出版した。
山浦さんは20代のころから滝浩一、山口達朗の筆名で歌謡曲の作詞を手がけており、これまでに制作した約400曲の中から県内を舞台にしたご当地ソングなど45曲を掲載した。
長野放送開局記念で昭和44年にフジテレビエンタープライズ企画が制作した「信濃の夜」や「恋のバードライン」。
連続テレビドラマの挿入歌「花は哀しく」「終着駅前酒場」。
地元自治会のカラオケクラブのために制作した「りんごの里 この倉升(まち)に歌がある」など作品は多彩だ。
このうちの19曲を収録したCDも併せて制作した。
山浦さんは東京都出身。
映画製作会社や広告代理店、民間放送局などで勤務後にフリーライター、作詞家として活動する。
日本音楽著作権協会会員、日本現代詩歌文学館会員。
山浦さんの亡妻、純会さんが描いたミョウガを裏表紙の挿絵とし、表紙の題字は純会さんの友人、山内美都さんが揮毫した。
企画は若林猪一郎さんと伸和企画。