【後楽園ホールでの初戦。

右が高熊選手(高熊選手提供)】

 

 

【フジカーランド上田に勤務する高熊選手】

 

 上田市在住で松本ACEボクシングジム所属、フライ級、高熊龍之介選手(23)=172㎝=は、このほど東京・後楽園ホールで行ったプロ初戦を”TKO勝ち”で飾った。

 

 高熊選手は佐久市野沢出身、高校まで野球を行っていたが「格闘技が好きだったことや、ボクシングの格好良さに憧れた」と、高校時代から佐久市内のジムに通った。

 専門学校で学び、自動車整備士として上田市古里のフジカーランド上田に勤務。

 

 上田市内のジムでも1年半ほど汗を流したが、プロを目指そうと、松本市渚のプロボクシングジム、松本ACEボクシングジム(髙山祐喜会長)に一昨年夏から通っている。

 

 ジムでは現在、3人の選手が所属。

プロに向けては上田市出身で元世界チャンピオンの西澤ヨシノリさんにも相談し、アドバイスを受けて決めたという。
 

 プロになるに当たり、職場の理解・応援があり、勤務時間も調整してもらい、週4、5回の松本通いができるようになり、デビュー戦にも大勢で応援に駆け付けてもらった。


 デビュー戦で、対戦相手は高熊選手より重いウェイトの選手だったことからスーパーフライ級としての試合になった。

相手は前の試合で勝利した勢いのある選手だった。

 両者とも接近で打ち込むインファイトが特徴。

 

 高熊選手は「試合が決まってからは楽しみだったが、前日計量の後、一気にすごく緊張した。先にいいパンチを1発打ち込まれたが、そのおかげで緊張がほぐれた。打ち合って左ボディを攻め、右フックでレフリーストップになった」と振り返る。

 

 第1ラウンド1分16秒でTKO勝ちになった。  

 試合の様子はYouTubeで配信している。
 

 「ボクシングは楽しい。職場の理解があってありがたい。スパーリングや実戦を意識した練習を日頃からして、問題点の修正も行っている。県外ではなく、地方のジムから勝ち上がり、新人王を目指したい」と話していた。


 次回の試合は、2月ごろにフライ級で行う見込みだ。