長野県は6日「新型コロナウイルス」の感染状況を示す、県独自の感染警戒レベルを”全県で引き上げる”と発表した。
6日現在で、佐久圏域には6段階中4の「特別警報1」、それ以外の上田圏域など9圏域には3の「警報」を発出している。
佐久圏域では2日に3に引き上げられていた。
県内では、年末年始以降に新規陽性者が急増しており、昨年12月30日から1月5日までの1週間は前週と比較して3・7倍。
佐久圏域では、昨年12月30日から1月5日までの1週間の新規陽性者は人口10万人あたり24・94人となっている。
県内ではオミクロン株の感染も確認されており、現在は落ち着いている圏域も含め、今後の爆発的な感染拡大が懸念される。
全県で統一的な対策を講じる必要があるとし、対策を呼び掛けている。
◆県の主な対策強化は
▽感染不安を感じる無症状の人へ検査を受けることを要請
▽濃厚接触者はもとより、接触者に対しても積極的な検査実施
▽市町村と連携して感染防止のための情報発信
▽事業者に感染拡大防止ガイドライン遵守などの働きかけ強化
▽クラスター対策チームを派遣して感染拡大防止。