【小平選手(左)と黒岩選手】
25日から大阪で開かれる「JOCジュニアオリンピックカップ・第35回全国都道府県対抗中学バレーボール大会」に、長野県選抜チームの選手として上田市の中学3年生4人が出場する。
うち2人が大阪への出発前の22日、上田市役所を訪れ、土屋陽一市長に大会への意気込みを語り、激励を受けた。
大会は、昨年は「新型コロナ」で、中止になった。
今回の選抜チームは”自己推薦・トライアウト方式”による選考。
県内4地区のトライアウトに合格した男女37人が最終選考に臨み、男女各12人ずつが選ばれた。
上田市内からは、男子で第一中学校の黒岩涼弥選手と小平聖人選手。
女子で塩田中学校の富樫來華選手と諸橋未慈選手が出場する。
上田市から4人もの選手が参加するのは珍しい。
大会は大阪市中央体育館などを会場に、男女各48チーム(開催地枠で1)で16組に分かれてグループ戦(26日)を行う。
グループ1位が決勝トーナメントに出場する。
男子は、神奈川と岩手、女子は奈良と栃木とのグループ戦。
市役所には、男子の黒岩選手と小平選手、選抜チームのアシスタントコーチを務める教員で武野早恵さん(小諸東中)と、三石祐太郎さん(塩田中)、保護者らが訪れた。
身長185㎝でまだ伸びているという黒岩選手は「大会では練習してきたことを出し切れるよう頑張ります」。
小学校からバレーをしている小平選手は「大会では、精神面やプレーで仲間を支えるようにしたい。躍動する長野を全国に見せたい」と抱負を語った。