【熱演するこども歌舞伎】
東御市祢津公民館(花岡敏道館長)は、28日、同公民館で同市祢津小学校の「こども歌舞伎クラブ」の上演を行った。
会場には地域の人らが大勢訪れて楽しんだ。
同クラブは4年生から6年生まで14人が所属。6月から練習してきた「忠臣蔵」の演目を全11幕のうち4幕を上演した。
松の廊下の場面では、浅野内匠頭が吉良上野介に斬りかかる様子を見事に演じ、会場から大きな拍手とおひねりが飛んだ。
同クラブは、20年以上前に始まり、祢津歌舞伎保存会が中心となって指導に当たり、子ども育成部など地域の人たちがサポートしている。
クラブの顧問、小寺裕也教諭は「長い台詞を一生懸命努力して覚えた。期待以上の出来だった」と話す。
歌舞伎は11月25日に校内発表があった。
上演した児童は「校内発表は緊張したが、今回は緊張しないでできた」と満足そうだった。