【茶碗や水指などが並ぶ茶道具市】

 


 「新・古茶道具特別奉仕市」は28日まで、上田市中央2の海野町会館1階特設会場で開いている。


 茶碗や茶杓、棗(なつめ)、水指(みずさし)など江戸時代の逸品から現代作家まで、茶道具350点余を一堂に展示した。


 ともに江戸時代前期の臨済宗の僧、玉室宗珀と沢庵宗彭の合筆による掛け軸などもある。
 

 2年前にお茶の稽古を再開したという60代の女性は「いいものに触れると見る目が養われる。せわしない生活のなか、稽古は季節感を味わえる楽しい時間。お茶を通して焼き物や掛け物、花などいろいろな世界にふれられるのもうれしいです」と話していた。
 

 会場に呈茶席を設けており、日替わりで地元の社中が担当する。
 

 入場無料。

 午前10時から午後6時(最終日、午後3時)。
 問い合わせ(電話)0268・25・8866(ギャラリー駒)。