【デジタルサイネージと贈呈式出席者。

中央が野村社長】

 

 

 

 上田市古里の株式会社野村屋(野村健太社長)はこのほど、八十二銀行の「地方創生・SDGs応援私募債」を活用し、川辺小学校にデジタルサイネージセットを寄贈した。


 同私募債は、発行企業からの引受手数料の一部を銀行が割引し、割引分を発行企業が指定する学校などへ物品を寄贈できるもの。

 

 野村屋は、屋根工事や太陽光発電の事業を行い、以前にも私募債を利用して、野村社長の母校の川辺小に紅白幕を贈呈した。

 

 今回は、5000万円の私募債を発行。

デジタルサイネージは、玄関などで出迎えの案内表示を画面で行う電子掲示板。
 

 贈呈式には野村社長、八十二銀行三好町支店と川西支店の中村勝哉支店長、桑原幸樹課長が川辺小を訪れた。

 

 長井裕之校長に目録を手渡した野村社長は「代々行っている屋根工事に近年、太陽光発電・自然エネルギーも手がけ、スポーツなどさまざまな新しい分野へのチャレンジを心がけている。今後の取り組みとして、売電の収益から子どもの学習、子どもがチャレンジするお手伝いをし、地域貢献を行いたい」と語った。
 

 長井校長は「感謝したい。デジタルサイネージセットを活用することで、保護者の皆さんや来校者を出迎え、連絡事項も分かりやすく伝えることができる。これまでは貼り紙だったことから紙の削減にもなる。大切に末永く活用したい」と礼を述べた。