【一般の部の表彰式参加者(前列)】

 

 

 東御市は15日、男女共同参画啓発事業の一環として実施した「コロナ禍のおうち時間あるある川柳」の入賞者表彰式を開いた。

 

 コロナ禍のおうち時間の過ごし方や気づきをもとに、8月から2カ月間にわたり川柳を募集。

 市内在住、在勤の高校生以上の一般の部門と、4年生以上の小、中学生から合わせて268点の応募があった。


 市男女共同参画推進委員による審査で、一般と小中学生の部の最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作3点を選定。

 

 この日の表彰式では、一般の部の表彰者に花岡利夫市長から賞状が贈られた。
 

 一般の部の最優秀作品は、同市常田の中村善彦さん(84)の「マスクして ころな対策 皆美人」。「マスク美人」という言葉から発想を得て句を作成したという。

 コロナで遠出ができなくなった今、唯一の楽しみは「仲間とのグラウンドゴルフ」と中村さん。趣味の菊づくりも励んでいる。

 「今回の表彰を糧に、これからも川柳をやっていきたい」と話した。


 応募作品は12月号の市報に掲載。12月中旬から中央公民館ロビースペースで展示する。
 

 ★そのほかの表彰作品は次の通り(作者氏名またはペンネーム、敬称略)。
 【一般の部】

 ▽優秀賞

  「テレワーク 『家で仕事かあ・・』倦怠感」(CPS製造課)

  「ワクチンで 熱が上がらず 老い実証」(みねん)。
 【小中学生の部】

 ▽最優秀賞

  「コロナさん 君もいっしょに じしゅくして」(戸田璃子 田中小6年)

 ▽優秀賞

  「おもいきり いきをすいたい しゃべりたい」(宮澤理仁 祢津小6年)

  「マスクして 目の表情で 心通わせ」(竹内健人 東部中3年)