【土屋市長に要望書を手渡す栁澤会頭(左)】
上田商工会議所は1日、上田市への要望書を土屋陽一上田市長に提出した。
同会議所は商業、建設業、工業など7つの部会に幅広く意見を募り、市への提言をまとめた。
土屋市長に要望書を手渡した栁澤憲一郎会頭は「上田地域経済の発展と創生のため、次年度以降の事業として着手、予算措置など対応をお願いします」とあいさつした。
◆要望事項は12項目。
▽新型コロナウイルス感染症対策として事業者の経費負担を軽減するための固定資産税、都市計画税の軽減などの再度実施、専門家に相談しやすい態勢整備などのきめ細かい支援策の策定、実行
▽災害発生時の初動体制の構築と防災、減災対策
▽市の停電対策と脱炭素社会の取り組み
▽コロナ禍の影響による渋滞緩和要因の分析と今後のソフト施策の検討
▽上田市スマートシティ推進のため、行政サービスのさらなるデジタル化、マイナンバーカード活用などキャッシュレス化への取り組み強化
▽児童・生徒へのITリテラシー教育の急務とGIGAスクール構想の実現に向けた教職員のITリテラシー格差の解消と組織の創設
▽上信自動車道の整備促進に関する要望
▽中部横断自動車道と上田・諏訪連絡道の早期実現
▽日本遺産・塩田平の観光振興
▽市民や観光客らが「歩きたくなる街」を目指し、さらなる官民連携による施策の実施
▽タクシー車両のキャッシュレス決済設備への助成
▽グリーンインフラの推進