【上田映劇の上演映画をチラシで紹介した

上野さん(ギャラリークラノマ)】

 

 

【イベント会場のつなぐ家。奥がギャラリークラノマ】

 

【上田市出身の女優、

土屋貴子さんのコーナー】

 

【上田フィルムコミッション】

 

 かつてはにぎわっていた上田市の武石銀座を地域の力で復活させよう―と活動する市民団体「武石風土つなぎ隊」は30日、同市下武石の活動拠点「つなぐ家」や、ギャラリークラノマの周辺一帯で「武石おさんぽギャラリー秋」を開く。

 午前9時半から午後3時半まで。
 

 地元作家による手作り小物やチェーンソーアートなどのマルシェやフリーマーケット、キッチンカーが出店。

地元産の白菜や大根を販売する軽トラック一台市やストリート電子ピアノも登場する。
 

 ギャラリークラノマでは31日まで「わたしのまちと、映画。」と題して”特別企画展”を開いている。

 

 上田市出身の女優、土屋貴子さんが主演した映画「潜伏」やオール上田ロケの映画「兄消える」の撮影風景や設立20周年を迎えた信州上田フィルムコミッションの歩みを紹介。


 会場2階の天井には上田映劇が2018年から19年までに上映した映画のチラシ約180枚を上演順にびっしりと並べた。

 このコーナーを担当した信州大学経法学部4年の上野琉花さん(23)は「映画館の思いを伝え、地元の人が上田の映画文化にリスペクトできるよう工夫しました」。
 

 武石風土つなぎ隊は2012年に結成。

 

 同隊長でクラノマオーナーの柳沢裕子さん(66)は「失敗を恐れずにまずはやってみよう、そうすれば次につながるの精神で挑戦してきた。最近は新たな出会いがあり、コロナ禍の前とは違う新しい世界が開けてきたと感じています」と話す。