【透明水彩の風景などが並ぶ作品展】
水彩画教室「彩光会」=金山玲子会長=あす26日まで、上田市材木町の市中央公民館展示室で第20回目の作品展を開いている。
透明水彩の風景や静物など48点を並べた。
会員は初心者から20年以上のベテランまで19人。
同市天神の示現会長野県支部長、保坂良郎さん(84)の指導で毎月2回、同公民館を拠点に活動している。
「コロナ禍」以降は密を避けるため、市内外に写生に出かけることも多いという。
保坂さんは「個性豊かな楽しい教室。構図を大切に、色彩はそれぞれの感性で描くよう指導している。年齢を感じさせない力のある作品が並んだ」。
「治田公園の桜の木」などを発表した千曲市の平林寿一さん(67)は「古木が持つ重量感や生命力にひかれる。水彩は透明感が魅力で、自由に自己表現ができる」と話していた。
展示時間は午前9時から午後3時半。