【左から山ノ内本部長、須藤所長、栁澤社長】

 

【右が北澤会長】

 

 

 長野県上田保健福祉事務所はこのほど、献血運動の推進に協力した団体への「厚生労働大臣感謝状」などの伝達と「薬物乱用防止活動」の推進に協力した団体・個人への”表彰伝達”を上田合同庁舎で行った。

 

 献血運動での厚生労働大臣感謝状は、上田市の上田ガス㈱が表彰を受けた。

 同社は昭和60年から36年間にわたって協力、近年は年2回移動採血車を受け入れている。

 

 特に「新型コロナ」の影響で企業献血が中止になるケースがある中でも、継続的に協力している。


 長野県献血推進協議会長表彰(会長・阿部守一県知事)は、上田市のエプソンアヴァシス㈱が受けた。

平成7年から26年間にわたって協力。エプソンアヴァシスでは従業員が主導で協力が始まって会社としても協力する動きになり、社内で事前周知、声かけなどを行っている。
 

 薬物乱用防止では、県薬物乱用対策推進協議会長表彰(会長・県健康福祉部長)で、上田地区更生保護女性会と、塩川小学校学校薬剤師の西川菊美さんが対象。
 

 上田地区更生保護女性会は、薬物乱用対策の研修会に参加し、講演会を会で企画して会員が知識を深め、活動に取り組んでいる。

県が行う街頭啓発にも参加。

長野ダルクには平成26年から毎年訪問、物資の支援や副食を提供し、近年は食事の副菜づくりでも訪問している。

上田地区保護司会と連携して薬物乱用防止指導員の選出にも協力している。
 

 西川さんは平成5年度から塩川小で27年にわたって薬物乱用防止啓発活動に取り組んできた。

後進の育成、他校の授業にも積極的に参加して尽力。
 

 感謝状、表彰状の伝達は須藤恭弘・上田保健福祉事務所長が行った。

上田ガスの栁澤憲一郎社長、エプソンアヴァシスの山ノ内忠男・経営企画本部本部長、上田地区更生保護女性会は北澤民子会長が出席。西川さんは都合で欠席した。
 

 栁澤社長は「平成6年に県の表彰をいただいた。社員の自主的な協力。1回あたり20人ほどが献血している。引き続き協力したい」。

 

 山ノ内本部長は「従業員からの活動が表彰につながったことがうれしいこと。1回あたり20人から30人が協力している」とそれぞれ話していた。