【校内新聞の号外を手に喜ぶ笹原選手(撮影・上田西高校新聞委員会)】

 

【選抜大会での打席

(撮影・櫻林生成さん=上田西高校新聞委員会兼硬式野球部マネージャー=)】

 

 

【(撮影・上田西高校新聞委員会)】

 

(撮影・櫻林生成さん=上田西高校新聞委員会兼硬式野球部マネージャー)

 

 

(撮影・上田西高校新聞委員会)

 

 

 プロ野球を目指す上田西高校3年の笹原操希(みさき)選手(出身地・長野市)は11日、ドラフト会議で読売ジャイアンツから”育成4位指名”を受けた。

 上田西高で高校生からプロに進むのは昨年の髙寺望夢選手に続き2年連続の快挙となった。

 

 笹原選手は2月生まれの17歳。

上田西高の前は長野市の裾花中学校、野球は少年硬式野球・長野南リトル、長野南シニアに所属した。

ポジションはセンター、身長180・1㎝、体重76㎏。

高校通算本塁打は33本。

遠投は105m、50m走6・04秒、走攻守レベルが高く、甲子園での選抜大会で活躍した。
 

 育成選手は2軍の試合のみで、1軍の試合に出場するには、支配下選手登録が必要になる。
 

 上田西高は、ドラフト会議での指名の後、オンラインで記者会見に応じた。
 

 笹原選手は「支配下に行きたい気持ちはあったが、巨人さんに指名をいただき非常にうれしい」と喜ぶ。

 「走攻守でスピード感あるプレーをしたい。1日も早く支配下になって、日本を代表するような選手になりたい」と意気込みを語る。まだプロでは体が細いため、筋力トレーニングなどを行い、体づくりをしたいという。
 

 硬式野球部の吉崎琢朗監督は「1年生の時から試合に出て経験し、他の選手の模範となる選手、人間的な面も含めて成長してくれた。指名していただきうれしい。なぜ指名していただいたかをうかがいながら、本人の意思を尊重して考えたい」と話していた。